自律神経を整える呼吸法がある?効果は本当か?

自律神経のバランスの乱れは全身にいろんな不調をもたらすことで知られています。自律神経は交感神経と副交感神経に分かれていますが、緊張と緩和をそれぞれ司っています。そのため、私たちはこのバランスが崩れてしまうといろんな調子が狂ってしまうのです。

自律神経を整える上で、カギになるのが呼吸で、ぜひ腹式呼吸ができるようにしましょう。というのは、呼吸は自律神経で行われる行為の中で、意識的にコントロールすることができる数少ない方法なのです。

自分で意識して心臓を動かしたり血流をコントロールできないですが、呼吸は速くも遅くもすることができます。これを利用して自律神経を刺激してバランスを整えましょう。また、自律神経を整えるサプリもあります。

参考:自律神経を整えるサプリ〔頭痛・吐き気・倦怠感・胃痛など改善〕

自律神経はストレスによって交感神経が優位になりがちですから、副交感神経が優位になるように意識的に動かします。このためには息を「吐く」ことが重要になります。

どのようにするかと言うと、仰向けに寝転がって、全身の力をできるだけ抜きます。そして、大きく息を吸って、そして時間をかけて吐いていきましょう。このとき、肺に入っている空気を全て吐き出すようにすると、吸ったときにお腹が自然に膨らむはずです。吐くことを意識しながら数分間続けてみてください。

お腹が膨らんだり凹んだりする際には横隔膜が動きますが、この横隔膜の動きが自律神経を刺激して副交感神経を活発にします。

それによって睡眠も深くなって、疲労の回復を早めてくれますし、ストレスも吹き飛ばすことができるようになります。最初はなれないかもしれませんが、続けてやっているうちに楽な気持ちになっていきますし、自然にできるようになりますから、毎日頑張ってみてくださいね。

 

本態型自律神経失調症とは?原因や症状、対策は?

自律神経失調症というのは、大きく分けて、4つのタイプに分類する事ができ、その中には本態型自律神経失調症という症状があります。

その本態型自律神経失調症というのは、自律神経のバランスを生まれつき崩しやすく、特にストレスがなくても発症してしまうというふうに言われています。

原因が無くても自律神経失調症を発症してしまう原因というのは、はっきりとは分かっていないのですが、多分、自律神経が過敏でちょっとした事でも、ストレスとして感じてしまうという事が原因のようです。

ですが、本態型自律神経失調症を発症する方というのは、殆どごくわずかしかいません。つまり、大抵の人は、何らかの原因を元に発症しているという事です。

自律神経失調症を生む要因というのは、性格や体質、そしてストレスやライフスタイル等です。また、その中の複数の項目が組み合わさる事でも発症しやすくなるようです。

他にも、冷え性の方、、逆に汗っかきの方などは自律神経のバランスが崩れやすい体質であると言えます。

他にも、小さい頃から病気がちだったり虚弱体質の方やアレルギーを持っている方も、自律神経系が乱れやすいようです。

生理痛がひどい方、乗り物酔いしやすい方等も自律神経のバランスを崩してしまいやすいため、自律神経失調症を発症しやすいです。そのため、ちょっとした事で、自律神経のバランスを崩してしまいがちの人は、しっかりと自分の体質を理解しておく事で、自律神経失調症を予防していきましょう。